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空き家の売却方法は5つ!高く早く売るなら買取業者一択の理由も解説
2026.08.06 更新 2024.12.29 公開
【築40年でも売れる】古い家を売る方法5つ|解体は損する理由
改修前の外構・駐車スペース

築40年でも、築50年でも、古い家は売れます。

「建物の価値はゼロですね」と言われて諦めかけている方にこそ、この記事を読んでいただきたいです。

先に大事なことをお伝えします。

売れないと思って解体するのは、ほとんどの場合で損です。

この記事では、古い家がなぜ売れるのか、5つの売り方の違い、そして解体してはいけない理由を順に解説します。

この記事のポイント

  • 「建物価値0円」は税法上の話。市場では古い家に値段が付くルートがある
  • 解体すると「解体費の持ち出し+固定資産税増」のダブルパンチになりやすい
  • 相続した古い家は「3,000万円特別控除」の期限内に売るのが最も得

執筆者:空き家100戸超を再生した投資家

株式会社リハコ 森田尚樹
森田 尚樹(宅地建物取引士)

自らアパート14棟・戸建て40戸(計134戸)を運用する現役の不動産投資家であり、宅地建物取引士です。

築40年・50年の家を数多く買い取り、リノベーションで再生してきた経験から、「古い家は売れない」が誤解である理由を実例でお伝えします。

1. 古い家でも売れる理由:「価値0円」は税法上の話です

不動産会社に「建物の価値はありません」と言われるのは、木造住宅の法定耐用年数が22年で、税務上・金融機関の担保評価上はそこで価値がゼロ扱いになるためです。

しかし、これはあくまで「帳簿の上の話」。

市場での価値は別物です。

築40年の家でも、柱と基礎がしっかりしていれば、リノベーションで現役の住まいに戻せます。

実際、古い家の買い手には次のような層がいます。

不動産投資家

安く買ってリノベし、賃貸に出して家賃収入を得たい層。古い家の最大の買い手です

古家付き土地を探す層

土地目的で「古家はあってもいい」という買い手

古民家好き・DIY層

古さを味として楽しみたい層(築年数が古いほど刺さることも)

長年放置され雑草が伸びた古い家の外観
「こんな古い家、売れるわけがない」と思われがちな状態でも売却できる(リハコ買取物件の例)

私たち投資家から見ると、古い家は「安く仕入れてリノベできる原石」です。売主さんが思っているより、ずっと需要がありますよ!

2. 古い家を売る方法5つ:どれを選ぶかで手取りが変わります

古い家の売り方は、大きく5つあります。

どの方法を選ぶかで、手取り額もスピードも大きく変わります

方法手取りスピードポイント
① そのまま仲介で売る状態が良ければ有力。古いままだと長期化しやすい
② 古家付き土地として売る土地目的の買い手向け。建物分は値が付きにくい
③ 解体して更地で売る×解体費の持ち出し+固定資産税増。原則おすすめしません
④ 買取業者に売る早いが、転売利益の分だけ安くなりがち
⑤ リハコ方式(仲介+買取の二段構え)投資家向けに仲介で高値を狙い、売れなければ買取

リハコ方式は、リノベ費用まで正確に見積もったうえで投資家に販売するため、「古いから」という理由の値引きを最小限にできます。

買主が見つからなければリハコが買い取るので、売れ残りの心配もありません。

迷ったら「③解体だけは保留」にしてください。壊すのはいつでもできますが、壊した家は二度と戻りません!

3. 古い家を解体してから売ってはいけない3つの理由

「更地にしたほうが売れやすい」と言われることがありますが、安易な解体はおすすめしません。

理由は3つです。

3-1. 解体費用が丸ごと持ち出しになる

木造住宅の解体費用は、一般的な30〜40坪で100万〜200万円台が目安です。

売却代金から回収できればよいですが、田舎や郊外では土地代より解体費が高くつき、「売ったのに赤字」になるケースが実際にあります。

詳しくは古い家の解体費用をご覧ください。

3-2. 固定資産税が最大6倍相当に増える

建物が建っている土地には「住宅用地特例」が適用され、固定資産税が大幅に軽減されています。

更地にした瞬間にこの特例が外れ、土地の固定資産税が最大6倍相当になります。

売れるまでの間、重い税負担を抱え続けることになります。

3-3. リノベ需要という「買い手の半分」を捨てることになる

前述のとおり、古い家の主な買い手はリノベ前提の投資家です。

建物を壊すことは、その買い手層を丸ごと手放すことを意味します。

解体を検討するのは、投資家ルートで売れなかった後でも遅くありません。

解体で起こる「ダブルパンチ」の例

解体費用:約100万〜200万円台の持ち出し
固定資産税:住宅用地特例が外れ最大6倍相当に増額
さらに:リノベ前提の買い手(投資家)を丸ごと失う

「解体してから相談に来られる」のが、私たちにとって一番切ないパターンです。壊す前に、必ず一度査定を取ってください。

解体の見積もりを取る前に、「壊さずに売ったらいくらか」を確認しませんか。

査定は無料です。

4. 古い家を少しでも高く売る5つのコツ

同じ家でも、少しの準備で売れやすさと価格は変わります。

お金をかけずにできることから順に紹介します。

4-1. 掃除と換気だけはしておく

内見時の第一印象は価格交渉に直結します。

リフォームは不要ですが、掃除と換気、庭の草刈り程度はしておくと効果的です。

残置物を片付けて空になった古い家の和室
家財を片付けるだけでも内見時の印象は大きく変わる(リハコ買取物件の例)

4-2. 残置物は「無理に処分しない」で相談する

家財の処分に何十万円もかける前に、残置物ごと相談できる会社かどうかを確認してください。

リハコは残置物があるまま査定でき、提携する格安の撤去業者もご紹介できます。

4-3. 境界と登記を確認しておく

古い家は境界が未確定だったり、登記が祖父母の代のままだったりすることがあります。

売却の直前に慌てないよう、権利証(登記識別情報)と固定資産税の納税通知書だけでも手元に揃えておくとスムーズです。

4-4. 「直してから売る」はしない

売主側でリフォームしても、その費用を価格に転嫁できないことがほとんどです。

どこをどう直すかは買い手(投資家)が決めたいポイントなので、現状のまま売るのが正解です。

4-5. 古い家の扱いに慣れた会社に依頼する

大手や地場の仲介会社の中には、古い家の販売実績が少ないところもあります。

リノベ費用を見積もれて、投資家の買い手を持っている会社かどうかが、高く売れるかの分かれ目です。

ポイントは「頑張ってきれいにしない」こと。売主さんの一手間で価値が上がるのは、掃除と書類の準備だけです!

5. 売却にかかる費用と税金:相続なら3,000万円控除を必ず確認

売却時の主な費用は、仲介手数料(価格×3%+6万円+消費税が上限)、印紙税、必要に応じた登記費用です。

大きな持ち出しは基本的にありません

注意すべきは売却益が出た場合の譲渡所得税ですが、相続した古い家には強力な特例があります。

相続空き家の3,000万円特別控除

対象:昭和56年5月31日以前建築の相続した家
期限:相続開始から3年目の年末までに売却
適用:2027年12月31日までの譲渡
効果:譲渡所得から最大3,000万円控除

耐震改修または解体の要件がありますが、2024年以降は買主が翌年2月15日までに対応する形でも適用可能になり、使いやすくなりました。

詳細は国税庁のページをご確認ください。

取得費が分からない古い家は、税金が重くなりがちです

親の代に買った家は購入時の契約書が見つからないことが多く、その場合「売却額の5%」を取得費とみなす概算計算になり、譲渡所得が大きく出やすくなります。

だからこそ、3,000万円控除が使える期限内の売却が重要です。

当時の契約書・領収書は早めに探しておきましょう。

6. 売らずに放置すると、コストとリスクが増え続けます

2023年12月の空家等対策特別措置法の改正で、雑草や外壁の傷みが目立つ「管理不全空き家」も勧告の対象になりました。

勧告を受けると住宅用地特例が外れ、固定資産税が最大6倍相当に。

2026年は各自治体の勧告運用が本格化しています。

雑草が生い茂り残置物が散乱した放置空き家の庭
放置された空き家は雑草・害獣・近隣トラブルの原因になり、管理不全空き家指定のリスクも(買取前の物件の例)

加えて相続登記は2024年4月から義務化されており、正当な理由なく3年放置すると10万円以下の過料の対象です。

維持費・税金・管理の手間は、持ち続ける限り毎年かかり続けます。

「いつか考える」の「いつか」を、今日にしませんか。

田舎の実家の場合は田舎の家が売れないときの対処法も参考になります。

7. リハコなら「壊さず・高く・早く」を両立できます

リハコは古い家をリノベーションで再生し、若い家族に月5万円台などの手頃な家賃で住んでもらう事業を続けてきました。

建物を壊さないから解体費用がかからず、その分売主様の手取りを増やせます

古い家をリノベーションで再生した明るい室内
リハコのリノベ施工例。古い家も床・壁・天井を一新すれば、若い家族が住みたくなる家に生まれ変わる

長年住んだ家が解体されるのは寂しい——そう感じる売主様は多いです。

リノベで再生すれば、家は残り、ご近所にも新しい住人に喜ばれます

館林市の再生事例はこちらでご覧いただけます。

「思い出の家を壊したくない」というご相談、実はとても多いんです。壊さずに次の家族へつなぐのが、リハコの得意分野ですよ。お電話(0120-228-590)でもどうぞ!

よくある質問

Q. 築50年を超えていますが、本当に売れますか?

売れる可能性は十分あります。

築年数そのものより、構造(柱・基礎)の状態と立地・賃貸需要で決まります。

築50年超の再生実績も多数あります。

Q. 雨漏りやシロアリがあっても売れますか?

売れます。

修繕費を見積もったうえで価格に織り込んで販売します。

雨漏りする家の売却も参考にしてください。

Q. 解体を勧められています。解体してから売ったほうがいいですか?

まず「壊さずに売った場合の査定」を取ることをおすすめします。

解体費の持ち出しと固定資産税増を考えると、更地化が得になるケースは限定的です。

Q. 住みながらでも売却できますか?

できます。

引き渡し時期の調整も可能ですので、住み替え先が決まっていない段階でもご相談ください。

Q. 査定には何が必要ですか?

物件の住所が分かれば概算査定が可能です。

権利証や図面が見つからなくても、そのままご相談ください。

まとめ:解体の前に、「壊さず売る」査定を

この記事のまとめ

  • 古い家の「価値0円」は帳簿上の話。投資家・古家付き土地・古民家好きという買い手がいる
  • 解体は「費用持ち出し+固定資産税増+買い手を失う」の三重損になりやすい
  • 相続した家は3,000万円特別控除の期限(相続から3年目の年末)内の売却が最も得

あなたの古い家に、いくらの値が付くのか。

解体やリフォームの前に、まず無料査定でご確認ください。

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森田 尚樹
記事監修
森田 尚樹
執行役員

NTTデータ・博報堂を経て、不動産再生の世界へ。自らアパート14棟・戸建て40戸(計134戸)を運用する現役投資家・宅地建物取引士として、累計100戸以上の空き家・築古物件を買い取り、再生してきました。日々「手放したい売主様」と「買いたい投資家様」の間に立つからこそ、他社で値段がつかなかった物件にも、根拠ある価格と確かな出口をご提案できます。

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