コラム COLUMN

「古民家の解体はいくらかかる?」
「普通の家より高いと聞いたけれど本当?」
結論から言うと、古民家の解体費用は一般的な木造住宅より2〜4割ほど高くなります。木造の坪単価は通常4〜5万円ですが、古民家では5〜7万円になることが珍しくありません。

この記事を読んで理解できること
- 古民家の解体費用の坪単価と、延床面積別の目安
- 一般的な木造住宅より高くなる4つの理由
- 解体費用を抑えるためにできること
- 解体しないほうが有利になるケース
この記事の目次
1. 古民家の解体費用の相場
古民家は普通の家より高いと聞きましたが、どのくらい違うんですか?
坪5〜7万円で、一般的な木造の4〜5万円より2〜4割高くなります。50坪なら250〜350万円が目安です。
| 延床面積 | 一般的な木造 | 古民家(坪5〜7万円) |
| 30坪 | 120〜150万円 | 150〜210万円 |
| 40坪 | 160〜200万円 | 200〜280万円 |
| 50坪 | 200〜250万円 | 250〜350万円 |
| 60坪 | 240〜300万円 | 300〜420万円 |
| 80坪 | 320〜400万円 | 400〜560万円 |
蔵・納屋は別途費用
母屋以外は別途になっていることが多いです。古民家は蔵・離れ・納屋・門などの付属建物を持っていることが多く、その分がさらに加算されます。母屋だけの見積もりになっていないか必ず確認してください。
2. 古民家の解体費用が高くなる4つの理由
なぜ古民家だけ手作業になってしまうのでしょうか?
梁や柱が太く、瓦が重いからです。重機で一気に壊せない分、人件費が積み上がります。

2-1. 梁・柱が太く、瓦が重い
古民家は大黒柱や梁に太い材が使われており、重機で一気に壊せません。屋根も瓦葺きが多く、瓦だけで数トンになります。手作業の割合が増えるほど人件費が積み上がります。
2-2. 土壁・土蔵は廃棄物量が多い
土壁や土蔵の土は建設廃棄物として処分費がかかります。量が読みにくく、着工後に数量が増えて追加請求になりやすい部分です。
2-3. 重機が入れない立地が多い
農道や旧道に面していて道幅が狭い、隣家と接近している、敷地に高低差がある——こうした条件だと重機が使えず、手壊しで工期が1.5〜2倍になります。
2-4. 後年の改修でアスベストが入っていることがある
「古民家=自然素材だからアスベストは無い」と思われがちですが、昭和後期に葺き替えたスレート屋根や外壁材に含まれていることがあります。調査は義務なので、必ず見積もりに含まれているか確認してください。
その古民家、壊す前に一度査定させてください。リハコは古民家・農家住宅も現況のまま買取いたします。
査定・ご相談は無料です。しつこい営業はいたしません。
3. 解体費用を抑えるためにできること
少しでも安くしたいのですが、自分でできることはありますか?
農機具や家具の処分だけでも効きます。古材や建具は買い取ってもらえる場合もありますよ。

- 建具・古材・梁・欄間などは買い取ってもらえる場合がある(古材業者へ相談)
- 農機具・家具などの残置物は自分で処分しておく(1㎥あたり1万円前後の削減)
- 4〜10月の閑散期に依頼する
- 老朽危険空き家の除却補助金があるか役所に確認する(着工前申請が条件)
- 母屋・蔵・納屋を分けて見積もりを取り、どこまで壊すか調整する
4. 「解体しない」ほうが有利なケース
先祖代々の家なので、できれば壊したくないのですが……
古民家は再生需要があるので、建物付きのほうが買い手が付くこともあります。壊す前にご相談ください。

| 古民家を解体すると起きること |
| ・更地にすると固定資産税が最大6倍になる(住宅用地の特例が外れる) ・解体費用300万円を投じても、土地の売却価格が同額上がるとは限らない ・古民家再生・移住需要があり、建物付きのほうが買い手が見つかることがある |
とくに市街化調整区域や農地に囲まれた立地では、更地にすると再建築できず「使い道のない土地」になってしまう場合があります。解体を決める前に、建物付きでいくらになるかを確認しておくことをおすすめします。
よくある質問
古民家の解体費用は坪いくらですか?
坪5〜7万円が目安です。一般的な木造住宅の4〜5万円より高くなります。太い梁や重い瓦で手作業が増えること、土壁の処分費、重機が入れない立地が主な理由です。
蔵や納屋も解体費用に含まれますか?
別途になっていることが多いです。母屋だけの見積もりになっていないか、蔵・納屋・門・塀を含めた総額かを必ず確認してください。
古民家を解体せずに売ることはできますか?
できます。リハコでは古民家や農家住宅を現況のまま買い取っています。残置物や仏壇が残ったままでもご相談いただけます。
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NTTデータ・博報堂を経て、不動産再生の世界へ。自らアパート14棟・戸建て40戸(計134戸)を運用する現役投資家・宅地建物取引士として、累計100戸以上の空き家・築古物件を買い取り、再生してきました。日々「手放したい売主様」と「買いたい投資家様」の間に立つからこそ、他社で値段がつかなかった物件にも、根拠ある価格と確かな出口をご提案できます。

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