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- 空き家の売却方法は5つ!高く早く売るなら買取業者一択の理由も解説

「古い家を売るにはどうしたらいい?」
「そもそも古い家でも売れる?」
実家を相続したものの、かなり古くて住めないし空き家として維持・管理するのも大変…。どうにか売って手放したいと考える方は多いのではないでしょうか。
とはいえ、「そもそも古い家でも買い取ってもらえるのだろうか?」と不安に思う方もいますよね。
結論からいうと、以下の3つの方法なら古い家でも売却して手放すことができます。
古い家を売る方法 |
1.買取専門業者に買い取ってもらう 2.不動産会社で仲介してもらう 3.空き家売買サイトを通じて売る |
家の状態や立地条件によっておすすめの売却方法は異なるため、以下のチェックリストを使ってあなたにぴったりの売却方法を探してみてください。
【チェックリスト】各方法をおすすめする人
方法 | チェック項目 |
買取専門業者に買い取ってもらう | ⬜︎築年数が50年以上の古い家を売りたい人 ⬜︎立地や条件が悪い家を売りたい人 ⬜︎大規模なリフォームや修繕が必要な家をそのまま売りたい人 ⬜︎売却活動にかかる手間をできる限りなくしたい人 ⬜︎古い家をできるだけ早く手放したい人 ⬜︎古い家を確実に手放したい人 |
不動産会社で仲介してもらう | ⬜︎じっくり時間をかけて買主を探す余裕がある人 ⬜︎売却の条件を買主と交渉したい人 ⬜︎すでにリフォーム済みの古い家を売りたい人 ⬜︎建物は古いが立地条件が良い家を売りたい人 |
空き家売買サイトを通じて売る | ⬜︎手間や時間がかかっても売却コストを抑えたい人 ⬜︎地域の活性化や定住促進に貢献したい人 ⬜︎業者買取や不動産会社の仲介を断られた人 |
そもそも、「古い家」には明確な基準が定められていませんが、以下の条件に当てはまる家は一般的に「古い家」と判断されます。
- 法定耐用年数(法的に資産として認められている年数)を超えている(目安:築20年以上)
- 1981年より前に建てられていて、耐震基準が現行法を満たしていない可能性がある
上記のような古い家は、家としての機能や安全面を考えても需要が少ないため、各方法の特徴を知って慎重に売却を進めなければ、いつまで経っても売却することはできないでしょう。
古い家をいつまでも売却できないことによって、
- 維持するための管理費や税金を支払い続けなければならない
- 放置の状態が続くことで行政からの指導や勧告を受ける可能性がある
- 雑草や害虫の発生などで近隣の方とトラブルになる可能性がある
など、様々なリスクや影響を受ける可能性があり、これらを避けるためにこの記事では以下の内容をお伝えします。
- 古い家を売る方法とそれぞれの特徴
- 各方法がおすすめな人
処分に困っている古い家をお持ちの方は、ぜひこの記事を最後まで読んでみてください。
この記事の目次
1.古い家を売る方法は3つ

古い家を売る方法には、大きく分けると3つの選択肢があります。
それぞれの方法の特徴やおすすめな人については、表にまとめましたのでご覧ください。
業者買取 | 不動産仲介 | 空き家売買サイト | |
買主 | 不動産会社や業者 | 一般の人 | 一般の人 |
売却のスピード | ◯ | × | △ |
手元に残る金額 | △ | ◯ | △ |
手間がかからない | ◯ | △ | × |
トラブルが起こりにくい | ◯ | ◯ | × |
遠方からの利用 | ◯ | ◯ | × |
おすすめな人 | 早く確実に売りたい人 | 高値で売りたい人 | 売却コストを抑えたい人 |
古い家を確実に売却したいなら、買取専門業者に買い取ってもらうのが一番おすすめです。
業者買取なら、古い家でも現状のまま買い取ってくれるため売却完了までがスピーディーで、売却後の故障や不備による責任問題も免除になります。
不動産仲介では、じっくり時間をかければ希望価格で購入してくれる買主を見つけることはできますが、そもそも買い手が見つからなければ売却自体ができないため、確実に売れる保証がありません。
また、空き家売買サイトを通じた取引は、売却コストを抑えて古い家を売ることができます。
しかし、売却活動や交渉・書類の作成などを全て売主が対応しなければならないため、知識や経験がない初心者の方にはハードルが高い売却方法です。
それぞれの方法の特徴については、次章意向で詳しく解説していますので、ぜひそちらもご覧ください。
【再建築不可の古い家は2025年4月までに手放そう!】 |
2025年4月に建築基準法の改正が決定したことにより、再建築不可物件へのリフォーム・リノベーションが大きく制限されることになりました。 この法改正によって、再建築不可物件へリフォームを行う際は、原則として自治体の許可が必要になります。 しかし、再建築不可物件は現行法に適合していないケースが多く、許可を申請しても承認されない可能性が高いため、土地や建物の価値が大幅に下がってしまうことになるでしょう。 その結果、今よりも売却がさらに難しくなったり、不動産会社に取り扱いを断られてしまう可能性が高まります。 現在再建築不可の古い家を所有している方は、法改正のある2025年4月までに急いで売却してしまうことをおすすめします。 |
2.古い家を売る方法(1)買取専門業者に買い取ってもらう

古い家を売る方法1つ目は、買取専門の業者に買い取ってもらうことです。
この方法なら、業者が家の価格を査定してそのまま買い取ってくれるため、スピーディーに売却が完了します。
買取業者の中には、古い家や訳ありの物件を専門的に取り扱っているところも多いため、古い家でも売却できる可能性が高いでしょう。そのため「古い家を確実に手放したい」とお考えの方には一番おすすめの方法です。
専門業者に買い取ってもらうメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット | 手間なくスピーディーに売却できる |
デメリット | 高額売却は期待できない |
それでは、以下より詳しく解説していきます。
2-1.業者で買い取ってもらうなら「手間なくスピーディーに売却できる」
古い家を業者で買い取ってもらう場合、手間なくスピーディーに売却できるのが一番のメリットです。
業者買取なら家の査定額で業者がそのまま買い取ってくれるため、買取相談〜売却完了までがスピーディーに進められます。
売却完了までにどれくらいかかるのかは依頼する業者にもよりますが、最短1週間〜長くても1ヶ月程度で物件を現金化できるのが一般的です。
また業者買取なら、以下のような一般の方からの需要が低い物件でも、現状のまま買い取ってもらえるのが特徴です。
買取業者が現状のまま買い取ってくれる「古い家」 |
・築50年以上など極端に築年数の古い家 ・家財を撤去する前の家やシロアリ被害が深刻な家 ・耐震基準を満たしておらず大規模なリフォームや修繕が必要な物件 |
買取業者は上記のような古い家を買い取った後、専門家の視点から見て必要なリノベーションなどを行い、家の価値を最大限に高めてから再販売したり、賃貸として貸し出すことで利益を得ています。
こういったことから、業者買取の前にはリフォームや修繕をする必要がなく、その点も手間なくスピーディーに売却できる要素の一つだと言えるでしょう。
2-2.業者で買い取ってもらう場合は「高額売却は期待できない」
一方で古い家を業者で買い取ってもらう場合は、高額な金額での売却は期待できない点に注意しましょう。
一般的に、業者による買取相場は仲介サイトなどで実際に掲載されている販売価格の5〜8割だと言われています。
なぜなら、業者が査定額として提示する金額は、買取後の解体費用やリフォーム・修繕費用があらかじめ差し引かれているからです。
実際に売りに出されている古い家と価格帯の一例としては、以下のようなものがあります。


古い家はそもそも相場が低いだけでなく、その価格からさらに5〜8割程度の価格で売却するとなると、売却価格はかなり低くなることが想定されます。
そのため業者買取での売却は、売却価格の高さを最も重視する方にはあまりおすすめの方法ではありません。
しかし、仲介でいつまでも売れない状況だったり徐々に値下げして売るよりは、結果的に手元に残るお金は多くなる可能性もあります。
また、仲介手数料などの支払いがない点も、手残りの金額が多くなるポイントになるでしょう。
2-3.業者で買い取ってもらうのがおすすめな人
古い家を業者で買い取ってもらうのがおすすめなのは、以下のような人です。
古い家を業者で買い取ってもらうのがおすすめな人 |
・築年数が50年以上の古い家を売りたい人 ・立地や条件が悪い家を売りたい人 ・大規模なリフォームや修繕が必要な家をそのまま売りたい人 ・売却活動にかかる手間をできる限りなくしたい人 ・古い家をできるだけ早く手放したい人 ・古い家を確実に手放したい人 |
業者買取なら、古い家の利用価値を高めるためのノウハウや技術を持っているため、築年数が極端に古い家や立地の悪い家・大規模なリフォームや修繕が必要な家でも買い取ってもらえます。
そのため、そもそも売れるかどうか不安な物件であっても買い取ってもらえるか相談してみるのがおすすめです。
業者に買い取ってもらった場合は、売却後の家に不備や問題が見つかっても売主が責任を取る必要がなくなるため、その点もおすすめできるポイントです。
また、直接業者に買い取ってもらうことで売却のための手続きや対応をしなくていいので、古い家の売却に手間をかけたくない方にもこの方法をおすすめします。
【リハコなら古い家でも適正価格で買い取りできる!】 |
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3.古い家を売る方法(2)不動産会社で仲介してもらう

古い家を売る方法2つ目は、不動産会社で仲介してもらうことです。
仲介とは、不動産会社に間に入ってもらい、買主を見つけてもらう方法です。仲介手数料を支払うことで、買主を見つけるための宣伝や買主との交渉・契約に関する書類の準備までを丸ごとサポートしてもらえます。
この方法なら、専門家のサポートを受けながら古い家でも適正価格〜市場相場に近い価格で売ることができます。
買主との交渉や手続きの代行も行ってくれるため、家の売買に関して知識や経験がなくても、安心安全に取引が進められるでしょう。
そのため、「古い家をできるだけ高値で売りたい人」や「専門家にサポートしてもらいたい」とお考えの方には一番おすすめの方法です。
不動産会社に仲介してもらうメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット | 専門的な視点で売却に向けたサポートが受けられる |
デメリット | 早期の売却は難しい |
それでは、以下より詳しく解説していきます。
3-1.不動産会社で仲介してもらうなら「より良い条件で売却するためのサポートが受けられる」
古い家を不動産会社で仲介してもらう場合、専門的な視点から、より良い条件で売却するためのサポートが受けられるのが一番のメリットです。
具体的に、不動産会社に仲介を依頼することで受けられるサポートには、以下のようなものがあります。
物件に応じた販売戦略の提案 | 古い家の特性や、それぞれの家の状態に合わせた最適な販売方法について提案・アドバイスをしてもらえる |
物件の宣伝や広告 | インターネットや雑誌への掲載など、様々な手段で物件を宣伝し、より良い条件で購入してくれる買主を探してくれる |
手続きや交渉の代行 | 購入希望者からの内覧対応や買主との交渉、契約書類の作成などを代行してくれる |
これらのサポートがあることで、知識や経験がない方でもスムーズかつ安全に取引を進めることができるだけでなく、「高く売りたい」「ファミリー層に売りたい」などの希望に応じて売却できる可能性が高まります。
3-2.不動産会社で仲介してもらうと「早期の売却は難しい」
一方で、古い家を不動産会社で仲介してもらった場合、早期での売却は難しいのが現状です。
仲介での売却は、不動産会社を通して買主候補の方とやり取りをする必要があるため、売却が完了するまでには時間がかかってしまいます。
不動産会社で仲介をしてもらう場合には、売却活動や交渉がスムーズに進んだ場合でも3〜6ヶ月はかかると言われています。

しかし、古い家のような条件が思わしくない物件ならなかなか買い手が見つかりにくい可能性が高いため、売却が完了するまでに1年以上かかることも覚悟しておいた方がいいでしょう。
そのため、「できるだけ早く物件を手放したい」とお考えの方にはあまりおすすめの方法ではありません。
3-3.不動産会社に仲介してもらうのがおすすめな人
古い家を不動産会社の仲介で売却するのがおすすめなのは、以下のような人です。
古い家を不動産会社の仲介で売却するのがおすすめな人 |
・じっくり時間をかけて買主を探す余裕がある人 ・売却の条件を買主と交渉したい人 ・すでにリフォーム済みの家を売りたい人 ・建物は古いが立地条件が良い家を売りたい人 |
不動産会社の仲介でじっくり時間をかけて買主を探せば、古い家でも業者買取よりも高値で売却できる可能性があります。
また仲介なら、引き渡しの時期や希望の売却価格などの細かい条件について、買主の方と直接交渉して設定することもできます。
さらに、すでにリフォーム済みの家や立地が良い家であれば築年数が古くても買い手が付きやすいため、仲介でも売れる可能性が高いでしょう。
特に、家の価値が年々下がっていく反面土地の価値はほとんど変わらない場合が多いため、
- 家の状態が悪ければ更地にして土地だけ売る
- 古家付き土地として土地の価格のみで売る
などの選択肢を検討することもできます。
とはいえ、どちらにせよ売却完了までに時間がかかることを考えると、不動産会社の仲介で古い家を売るのは買主を探す時間的・経済的な余裕がある人が検討するのがおすすめです。
4.古い家を売る方法(3)空き家売買サイトを通して売る

古い家を売る方法3つ目は、空き家売買サイトを通して売ることです。
空き家売買サイトとは、自治体が空き家の活用や地域の活性化を目的に運営している非営利目的のホームページです。
例えば、代表的な空き家売買サイトには以下のようなものがあります。
代表的な空き家売買サイト |
・LIFULL HOME’S 空き家バンク ・アットホーム 全国版空き家・空き地バンク ・家いちば ・ビギンズ ・空き家ゲートウェイ |
このサイトに登録した物件は、空き家を売却する際にかかる解体費用や家財撤去費用・サイト登録のための登記手続き費用などの一部を自治体から補助してもらえるため、コストを軽減しつつ売却活動を進められます。
しかし、サイトを通しての売買は個人間での取引になるため、売却活動や買主とのトラブルが売主の負担となる可能性が高いでしょう。
そのため、売買の知識や経験がない人がいきなりサイト経由で家を売るのは避けて、業者買取や仲介がダメだった場合の最終手段として検討するのがおすすめです。
空き家売買サイトを通して古い家を売るメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット | 売却にかかるコストを軽減できる |
デメリット | 安全かつスムーズに取引完了するのは難しい |
それでは、以下より詳しく解説していきます。
4-1.空き家売買サイトを通して売ると「売却にかかるコストを軽減できる」
空き家売買サイトを通して古い家を売る場合、売却にかかるコストを軽減できるのがメリットです。
空き家売買サイトは基本的に無料で登録・利用が可能で、仲介がないため仲介手数料なども発生しません。
また、空き家売買サイトは自治体が運営しているサービスのため、サイトに物件を登録することで国や自治体からの助成金や補助金を利用できることがあります。
例えば、空き家売買サイトに登録することで利用できる助成金や補助金には、以下のようなものがあります。
制度・自治体 | 補助金額 | 詳細 |
登記手続き費用の補助 (千葉県富津市) | 経費の2分の1 (上限額 10万円) | 所有権保存登記、表示登記、相続登記、その他空き家バンクに登録するために必要な不動産登記に関する経費の一部を補助する |
不要物撤去費用の補助 (香川県観音市) | 限度額 10万円 | 空き家バンク登録物件を利用するための不要物の撤去にかかる費用を補助する |
空き家修繕補助 (広島県江田島市) | 上限 30万円 | 空き家バンクに登録する物件を市内業者を利用して修繕する費用の一部を補助する |
上記のような補助を活用すれば、売却活動にかかる費用や、修繕・家財の撤去など、売却するために必要なコストを抑えることができます。
受けられる支援の内容や助成金額は自治体によって異なるため、詳しくは空き家がある各自治体の窓口へご相談ください。
例えば、「空き家売却 地域名(都道府県名) 制度」などのキーワードで検索すると、利用できる自治体の制度や補助金の情報が出てくるので、ぜひお試しください。
【空き家売買サイトの利用は買主側の補助も充実】 |
空き家売買サイトの利用は、買主側が利用できる補助金や支援も充実していることが多いのが特徴です。 例えば、以下のような支援や補助の制度が設けられています。 ・空き家取得支援事業(福井県福井市): 福井市の空き家バンクに登録された空き家を購入する際の費用の一部を補助する(30〜60万円) ・空き家改修事業補助金(長野県王滝村): 空き家バンクに登録された空き家を購入した後、空き家の改修や片付けにかかった費用の一部を補助する (費用の3分の2 上限100万円まで) 移住や定住促進に繋がるような制度を設けている自治体は多いため、気になる方は自治体の窓口で問い合わせてみるのがおすすめです。 |
4-2.空き家売買サイトを通して売るなら「安全かつスムーズに取引完了するのは難しい」
空き家売買サイトを通して古い家を売る場合、第三者が間に入らない個人間での取引になるため、以下のような行程を売主が全て自分で対応しなければなりません。
家の売買に関する様々な行程 |
・価格設定 ・買主との交渉 ・契約書の作成 ・売れるまでの物件の管理 ・売却後に起きたトラブルへの対応 |
このような行程への対応は、専門的な知識がないとスムーズに進めることが難しいため、家を売るのが初めての方や経験の浅い方が自力で行うのはあまりおすすめできません。
例えば、個人売買によって起こる可能性が高いトラブルには、以下のようなものがあります。
- 引き渡しの直後にシロアリの被害が発生した
- 契約後に再建築不可物件であることが判明した
- 契約書や領収書へ印紙を貼り忘れて追加で税金を支払わなければならなくなった
このようなトラブルに見舞われるリスクがあるため、空き家売買サイトの利用は、買取業者や不動産仲介を行っても家を売却できなかった時の最終手段として検討するのが良いでしょう。
【個人間取引のトラブルを防ぐための対策】 |
個人間取引による買主とのトラブルを防ぎ、安全な取引を目指すためには、以下のような対策を行うといいでしょう。 ・サイトに掲載する際は、物件の良い情報・悪い情報を正確に記載する ・瑕疵担保保険※を付けてから売る ・売主が内覧に立ち会って、購入希望者と一緒に物件を再確認する ・ホームインスペクション(建物現状検査)を実施して、家の状態を専門家に評価してもらう (※住宅引き渡し後10年以内に欠陥が見つかった場合、補修費などを保険金として支払う制度) しかし、上記の対策を万全に行っても安全かつスムーズに取引を行うのは難しいのが正直なところです。 個人間取引による深刻なトラブルが起こる前に、専門家に仲介を依頼するのが最も安全だと言えます。 |
4-3.空き家売買サイトを通して売るのがおすすめな人
空き家売買サイトを通して古い家を売るのがおすすめなのは、以下のような人です。
空き家売買サイトを通して古い家を売るのがおすすめな人 |
・手間や時間がかかっても売却コストを抑えたい人 ・地域の活性化や定住促進に貢献したい人 ・業者買取や不動産会社の仲介を断られた人 |
空き家売買サイトは、国や自治体が運営している非営利サービスのため、空き家売買サイトに物件を登録すれば国や自治体からの補助金や支援が利用できるのが特徴です。
サイト自体の利用・登録も無料でできるため、手間や時間がかかっても売却にかかるコストを抑えたい方には適した方法だと言えます。
また、サイトを利用することで地域の活性化や定住促進に貢献することにもなるので、国や自治体の制度や支援を利用できるのも嬉しいポイントです。
ただし、空き家売買サイトを通して取引を行う場合は、売却活動や買主との交渉・契約手続きなどを全て売主が自分で行う必要があります。
そのため、専門家の仲介なしで個人が安全に・スムーズに取引を行うのはとても難しく、知識や経験のない方がいきなり利用するのはおすすめできません。
したがって、空き家売買サイトを通して古い家を売るのは、業者買取や不動産会社での仲介を断られた場合の最終手段として検討するのがいいでしょう。
5.古い家を売るなら、空き家再生のプロ「リハコ」にお任せください!

処分にお困りの古い家を売るなら、空き家再生のプロである「リハコ」にお任せください。
リハコなら、これまで100戸以上の空き家を再生してきた実績を元にあなたが所有している古い家を魅力的にリノベーションして、買い手を見つけることができます。
ここでは、古い家を売るのになぜリハコがおすすめなのか、当社の強みや特徴とともにその理由をお伝えしていきます。
リハコの強みや特徴 |
・立地などの条件も悪い古い家でも適正価格で買取できる ・古くても大切に使ってくれる人に引き継げる |
それでは、以下より見ていきましょう。
5-1.立地などの条件も悪い古い家でも適正価格で買取できる
リハコなら、「解体しないと買い取れない」「無料で引き取る」と言われてしまいがちな条件が悪く古い家でも、現状のまま適正価格で買い取ることが可能です。
例えば、これまで実際にリハコが買取を行った古い家には、以下のようなものがあります。

- 住所:群馬県高崎市昭和町
- 築年数:70年
- 買取価格:250万円

- 住所:茨城県古河市
- 築年数:50年
- 買取価格:50年
古い家の購入を希望する人の多くは、リノベーションして不動産収入を得たいと考えている投資家の方です。
リハコでは、そのような投資家の方々に対して「この物件を購入してリノベーションしたらいくらの利益になるのか」を正確に見積もり、情報を提供しています。
このような背景から買い手が購入を決断するための後押しができるため、どんな古い家でも積極的に買取ができるという仕組みです。
5-2.古くても大切に使ってくれる人に引き継げる
リハコで買い取った物件は、これまでに培ったリノベーションのノウハウによって、どんなに古くても、おしゃれで機能的に生まれ変わります。
魅力的な物件として生まれ変わった家は、次の入居者の方によって大切に使っていただけます。
実際に、リハコのリノベーションによって生まれ変わった物件の一例をご覧ください。




このように、質の高いリノベーションで生まれ変わった家は投資家の方に購入され、賃貸物件として新しいご家族が入居されます。
思い入れのある古い家の売却こそ、リハコにお任せいただければ幸いです。

6.まとめ
この記事では、「古い家を売る方法」について詳しく解説してきました。
この記事で紹介した、古い家の売却方法とそれぞれの特徴は以下の通りです。
業者買取 | 不動産仲介 | 空き家売買サイト | |
買主 | 不動産会社や業者 | 一般の人 | 一般の人 |
売却のスピード | ◯ | × | △ |
手元に残る金額 | △ | ◯ | △ |
手間がかからない | ◯ | △ | × |
トラブルが起こりにくい | ◯ | ◯ | × |
遠方からの利用 | ◯ | ◯ | × |
おすすめな人 | 早く確実に売りたい人 | 高値で売りたい人 | 売却コストを抑えたい人 |
所有する家の状態や立地条件によって最適な売却方法は異なりますが、業者買取なら古い家でも「早く・確実に」売って手放せる可能性が高いでしょう。
他社で買取を断られたり、高額な解体費用を請求されて売却を諦めていた古い家にお困りの方は、空き家再生のプロである「リハコ」にぜひお気軽にご相談いただけますと幸いです。

同志社大学を卒業後、株式会社光通信に入社し営業職に従事。2019年から不動産賃貸業をはじめ、築古戸建の再生を主とした賃貸業を営む大家さんの一面を持つ。空き家問題をさらに大きな枠組みで解決するために、「空き家を復活させ、街を復活させ、活気あふれる日本をつくる」という理念で株式会社リハコを設立。保有資格は宅地建物取引士と空き家相談士。

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