「訪問に来た業者さんに、そろそろ塗り替えの時期だと言われた」
「横浜市の補助金が使えると言われたけれど、本当?」
「大手に頼むか、地元の塗装屋さんに頼むか決められない」
先に答えをお伝えします。
横浜市の一戸建てなら、外壁塗装の費用は税込約108万〜137万円が目安です。
延床30坪・2階建て・シリコン塗料(外壁のみ)の場合です。屋根も一緒に塗ると約30万円が加わります。
そして、横浜市には外壁塗装や屋根の塗り替えに対する補助制度はありません(市の公式回答)。
横浜市・30坪の外壁塗装
※2階建て・シリコン塗料・税込の目安です。補助制度は市の公式回答で確認(2026年9月29日)。
つまり、横浜で外壁塗装を安く、失敗せずに済ませる近道は「補助金」ではなく、見積書の中身を読み、同じ条件で比べることです。
坂の上の家、道の狭い家、海に近い家など、横浜ならではの立地で金額が動く理由も、見積書のどの行に出るかで説明できます。
この記事では、坪数別の費用と内訳、横浜で費用が上がりやすい条件、助成金の本当のところをお話しします。
業者の見分け方と、「近所で工事をしている」と来た営業への答え方もまとめました。
うちは築18年、延床は30坪くらいです。どれくらい見ておけばいいですか。
2階建てでシリコン塗料なら、約108万〜137万円が目安です。屋根も傷んでいれば約30万円を足してください。下の表と内訳で、ほぼ見当がつきます。
この記事でわかること
- 横浜市の外壁塗装の費用(坪数・塗料別の表)と、30坪の内訳
- 坂・狭い道・3階建て・海沿いで費用が上がる理由
- 横浜市に外壁塗装の助成金がない根拠と、県の補助が塗装だけでは使えない理由
- 業者を選ぶときに見るもの(許可・見積書・保証書・工事写真)
- 「近所で工事をしているので」という営業への答え方
横浜市の外壁塗装の費用はいくら? 坪数・塗料別の目安
外壁塗装の費用は、外壁の面積(延床の広さでおおよそ決まる)と、使う塗料のグレードで決まります。
横浜市内の一戸建て(2階建て・サイディングの外壁)の目安は次のとおりです。
| 延床 | シリコン | フッ素 | 無機 | シリコン+屋根 |
| 25坪 | 約92万〜116万円 | 約105万〜133万円 | 約116万〜148万円 | 約117万〜145万円 |
| 30坪 | 約108万〜137万円 | 約123万〜157万円 | 約136万〜175万円 | 約137万〜170万円 |
| 35坪 | 約125万〜158万円 | 約143万〜182万円 | 約158万〜202万円 | 約158万〜196万円 |
| 40坪 | 約142万〜179万円 | 約162万〜206万円 | 約179万〜230万円 | 約179万〜222万円 |
※税込。足場・高圧洗浄・つなぎ目(シーリング)の打ち替え・雨どいや破風などの付帯部の塗装まで含みます。
外壁の面積は延床の1.2〜1.4倍で計算しています。3階建ては足場が増えるため、30坪で約114万〜143万円が目安です。
30坪・シリコン塗料の内訳
「一式 120万円」とだけ書かれた見積りでは、高いのか安いのか判断できません。
同じ30坪の見積りを、項目ごとに分けるとこうなります。
| 項目 | 中身 | 30坪の目安(税込) |
| 足場 | 家のまわりに組む足場と、塗料の飛び散りを防ぐシート | 約23万円 |
| 外壁の塗装 | 高圧洗浄と、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗り(外壁約130㎡) | 約66万円 |
| つなぎ目 | サイディングのつなぎ目(シーリング)の打ち替え | 約15万円 |
| 付帯部 | 雨どい・破風・軒天など、外壁以外の塗装 | 約16万円 |
| 合計 | シリコン塗料・2階建て・外壁のみ | 約108万〜137万円 |
※各項目は目安の中央付近の値です。モルタルの外壁は、つなぎ目の代わりにひび割れの補修が入ります。
内訳でいちばん大きいのは外壁の塗装そのものですが、足場だけで全体の2割ほどを占めます。足場は外壁と屋根で共通です。
屋根も近いうちに塗るなら、同じ足場で一緒に塗ったほうが総額は下がります。
詳しくは「屋根塗装の費用と、外壁と一緒にやるべきか」で説明しています。

相場より極端に安い見積りは、どこかが削られている
外壁塗装は、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りが基本です。極端に安い見積りは、塗る回数を減らす、つなぎ目を打ち替えずに上から足すだけにする、といった形で帳尻を合わせていることがあります。金額だけでなく、塗る回数と塗料の名前が書いてあるかを確かめてください。
坂の上でも、道が狭くても。
写真と延床の広さだけで、横浜のご自宅の概算をお伝えします。
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埼玉はモリタ建装(川口市・塗装60年)が施工します。2営業日以内にご連絡します。
横浜の家で費用が上がりやすい5つの条件
同じ30坪でも、横浜では立地によって見積りが変わります。上がる理由は、見積書のどの行に出るかで説明できます。
| 条件 | 上がる理由 | 見積書で出る行 |
| 坂の上・階段の上の家 | 足場の材料をトラックから手で運ぶ距離が長くなる。斜面では足場の組み方が複雑になる | 足場(運搬費・小運搬) |
| 前の道が狭い・車が入れない | 小さなトラックで何往復もする。駐車場を別に借りることもある | 足場・運搬費・駐車場代 |
| 隣の家との間が狭い | 足場を組むすき間が取れず、細い足場や隣家の敷地を借りる調整が要る | 足場・養生(近隣の養生) |
| 3階建て | 足場が高くなり、面積も増える | 足場(2階建ての約1.25倍) |
| 海の近く・幹線道路沿い | 潮風の塩分で鉄部がさびやすい、排気ガスで汚れやすい。さび止めや、汚れに強い塗料を選ぶことがある | 鉄部のさび止め・塗料の単価 |
横浜市は坂や谷戸(やと)の多い街で、道の狭い住宅地も少なくありません。
こうした家では、ネットの相場表どおりにならないのが普通です。
高くなる理由が「足場」や「運搬」の行に書かれているかを確かめてください。
理由が書かれていない上乗せは、説明を求めてかまいません。
海に近い地域は、鉄部とつなぎ目を丁寧に
金沢区・磯子区・鶴見区など海に近い地域では、ベランダの手すりや雨どいの金具など、鉄の部分がさびやすくなります。
仕上がりのもちに効くのは、外壁の塗料のグレードアップより、鉄部の手入れです。
鉄部のさびを落として、さび止めを塗る工程が見積書に入っているかを確かめてください。
北側・谷戸の家は、苔とカビ
日の当たりにくい北側の壁や、谷戸の奥の湿気が多い家は、苔やカビが出やすくなります。
高圧洗浄でしっかり落としてから塗るのが基本で、カビに強い(防カビ性のある)塗料を選ぶこともあります。

横浜市に外壁塗装の助成金はある?
訪問に来た人に「横浜市の補助金が使える」と言われたんですが……。
横浜市は、外壁塗装と屋根の補修に対する補助制度はないと、市のホームページではっきり答えています。まずそこを確かめてください。
横浜市は、市のよくある質問で次のように回答しています。
「外壁塗装(遮熱、断熱タイプ含む)及び屋根の補修・葺き替えに対する補助制度はございません」。
出典:横浜市:外壁塗装、屋根の補修に対する補助制度はありますか(2026年9月29日に確認)。
遮熱塗料や断熱塗料を使っても、横浜市の補助の対象にはなりません。
神奈川県の省エネ改修の補助は、塗装だけでは使えない
神奈川県には「既存住宅省エネ改修事業費補助金」があります。
ただし、補助の対象になる製品は、国の断熱リフォームの補助で登録された窓・ガラス・断熱材です。
しかも、外気に接する窓(玄関ドアなどを含む)の改修が必須です。
出典:神奈川県:令和8年度 既存住宅省エネ改修事業費補助金(2026年9月29日に確認)。
つまり、外壁を塗り替えるだけの工事は対象外です。
また県は、この補助金は申請者本人が手続きをする必要があり、施工業者などによる代行申請はできないと注意を出しています。
令和8年度の受付は、予算に達して一度締め切られました。
そのあと9月7日から先着順(25件程度)で再開し、9月30日が申請期限と案内されています。
| 制度 | 外壁塗装に使えるか | 確かめた内容(2026年9月29日) |
| 横浜市 | 使えない | 外壁塗装(遮熱・断熱タイプ含む)と屋根の補修・葺き替えの補助制度はない |
| 神奈川県 既存住宅省エネ改修 | 塗装だけでは使えない | 窓の改修が必須。対象は窓・ガラス・断熱材。代行申請は不可 |
「補助金が使える」と急かされたら
補助金を理由に「今月中に契約すれば」と急かす営業には注意してください。
補助金の多くは、申請して交付が決まってから工事を始める決まりです。
先に契約・着工させようとする話は、それだけで順番がおかしいと分かります。
台風や雪で外壁・屋根が壊れた場合は、火災保険(風災)で修理費が出ることがあります。
ただしこれは「壊れた部分の修理」が対象で、年数による傷みの塗り替えは対象になりません。
「保険で無料で塗れる」という勧誘には乗らず、まず保険会社に直接確かめてください。
台風や雪で、外壁・屋根が壊れた?
埼玉・神奈川のほかの市の制度は「外壁塗装の助成金」の記事にまとめています。
補助金がなくても、見積書の中身で総額は変わります。項目ごとに分けた見積りをお出しします。
内訳つきの見積りを頼むお電話 044-712-4771LINEで写真を送る
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横浜市で外壁塗装の業者を選ぶときに見るもの
知恵袋にも、こんな相談が何年も続いています。
- 「横浜で業者を探しているが、何を基準に選べばいいか分からない」
- 「大手と地元の塗装屋さんで迷っている」
業者のランキングより役に立つのは、どの業者にも同じ物差しを当てることです。
業者選びで確かめること
- 見積書:足場・洗浄・下地補修・つなぎ目・塗装・付帯部が、面積(㎡)と単価で分かれているか。塗料の商品名と、塗る回数(3回)が書いてあるか
- 現地調査:外壁を触る・つなぎ目を見る・屋根やベランダまで確かめる、くらいの時間(30分〜1時間ほど)をかけたか
- 保証書:何年か、だけでなく「何を」保証するか(塗膜のはがれ・ふくれなど)、保証しないもの(地震・台風などの災害、建物の揺れによるひび)が書いてあるか
- 工事写真:下塗り・中塗り・上塗りの各工程を撮って、終わったあとに渡してくれるか
- 所在地と許可:会社の所在地が確かか。建設業許可(塗装工事業)を持っているか
建設業許可は「あれば安心材料のひとつ」
建設業法では、1件の請負代金が500万円未満の工事(軽微な工事)は、建設業許可がなくても請け負えます。
一戸建ての外壁塗装はほとんどがこの範囲なので、許可がない業者でも違法ではありません。
ただ、許可を取るには経営や技術の要件を満たし、毎年の届け出も要るため、確かめる材料のひとつにはなります。
大手か、地元の塗装店か
大手のリフォーム会社や住宅会社は、窓口や保証の仕組みが整っています。
一方で、実際に塗るのは下請けの塗装店であることが多く、その分の経費が乗ります。
地元の塗装店は、社長や職人が直接見積りをすることが多く、同じ中身なら金額は下がりやすいです。
一方で、会社によって書類や保証の差が大きくなります。
大手と地元の塗装店
- 実際に塗るのは下請けの塗装店が多い
- その分の経費が乗る
- 同じ中身なら金額は下がりやすい
- 会社によって書類や保証の差が大きい
どちらが正解ということはありません。
実際に塗るのは誰か(自社の職人か、下請けか)を聞き、上の5つを同じように確かめて比べてください。
見積書の細かい読み方は「外壁塗装の見積書の見方」で説明しています。
保証の年数は、塗料の「もち」とは別のもの
塗料メーカーが公表する期待耐用年数(シリコンで10〜15年など)は、条件がよい場合の目安で、保証の年数ではありません。業者が出す工事保証の年数と中身は、保証書で確かめてください。
「近所で工事をしているので」と来た営業の見分け方
横浜でも、突然訪ねてくる営業は少なくありません。
「近所で足場を組んでいるので、ついでに安くできます」「屋根が浮いているのが見えました」といった話です。
本当に近所で工事をしている会社の場合もありますが、見分ける方法があります。
- その場で屋根に上がろうとする:「無料で点検します」と上がり、傷んだ写真を見せる。その写真が本当にあなたの家かは確かめようがありません。屋根の点検は、見積りを頼んだ会社にだけ頼んでください
- 「今日決めれば足場代を無料に」:足場代は30坪で20万円を超える費用です。無料と言うなら、ほかの行に上乗せされていないか、見積書で確かめてください
- 「近所の○○さんの家」と言うのに、会社の名前・住所をはっきり言わない:名刺と会社の所在地、固定電話を確かめてください
- 契約書をその日のうちに書かせようとする:外壁塗装は急ぐ工事ではありません。雨漏りしていなければ、数週間比べる時間はあります
訪問販売で契約した場合でも、契約書を受け取った日から8日以内なら、クーリング・オフ(無条件の解約)ができます。
詳しい手順は「外壁塗装の訪問販売と優良業者の見分け方」で説明しています。
断ったら、もう来ないでしょうか。
「ほかの会社でも見積りを取ってから決めます」と伝えれば十分です。まともな会社なら、それで気を悪くすることはありません。
訪問営業の見積りが高いか安いか、行ごとに見比べてお返事します。
届いた見積りを見てもらうお電話 044-712-4771LINEで写真を送る
埼玉はモリタ建装(川口市・塗装60年)が施工します。2営業日以内にご連絡します。
横浜市で外壁塗装を頼むときの流れ
横浜市内は、協力の塗装職人が施工します。
坂の上の家や道の狭い家は、現地調査で足場の組み方と資材の運び方まで確かめてから、見積書に反映します。
ご依頼から完成までの流れは次のとおりです。
- 概算を見る・写真を送る:このページの概算見積りか、LINEで外壁の写真を送ってください
- 現地調査:外壁・屋根・つなぎ目の傷みを見て、面積を測ります
- 見積書と色決め:足場・洗浄・下地・つなぎ目・塗装・付帯部を、面積と単価で分けてお出しします。「一式」だけにはしません。色は大きめの見本で一緒に決めます
- ご近所へのあいさつ・足場:工事の前にご近所へあいさつし、足場とシートで家を囲います
- 洗浄・下地補修・3回塗り:高圧洗浄、ひびやつなぎ目の補修のあと、下塗り・中塗り・上塗りの3回で仕上げます
- 完成の確認・保証書:一緒に仕上がりを確かめてから足場を外し、保証書と工事写真をお渡しします


一戸建ての外壁塗装は、足場を組んでから外すまで2〜3週間ほどが一般的です。雨の日は塗らないため、天気によって延びます。
住みながら工事ができるので、家を空ける必要はありません。
ご相談の窓口
ご相談の窓口は、株式会社リハコ(外壁塗装のご相談窓口)です。埼玉はモリタ建装(川口市)が自社の職人で、神奈川は協力の塗装職人が施工します。見積りだけのご相談でも費用はかかりません。
30坪なら約108万〜137万円。
あなたの家の坪数と塗料で、内訳つきの目安がすぐに分かります。
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よくある質問
横浜市の外壁塗装の相場はいくらですか?
延床30坪・2階建て・シリコン塗料(外壁のみ)で、税込約108万〜137万円が目安です。
屋根も塗ると約30万円が加わります。坂の上や道の狭い家、3階建てでは足場の費用が上がります。
横浜市に外壁塗装の助成金はありますか?
ありません。横浜市は、市のよくある質問で回答しています(2026年9月29日確認)。
外壁塗装(遮熱・断熱タイプを含む)と、屋根の補修・葺き替えに対する補助制度はないとのことです。
遮熱塗料や断熱塗料なら、神奈川県の補助が使えますか?
塗装だけでは使えません。神奈川県の既存住宅省エネ改修事業費補助金は、窓の改修が必須です。
対象は、登録された窓・ガラス・断熱材です(2026年9月29日確認)。
横浜で外壁塗装の業者を選ぶポイントは?
次の4つを、同じように比べてください。見積書が面積と単価で分かれているか。塗料の名前と塗る回数が書いてあるか。
保証書で何を保証するかが書いてあるか。工事写真を渡してくれるか。
実際に塗るのが自社の職人か下請けかも聞いておくと安心です。
訪問販売で契約してしまいました。解約できますか?
訪問販売で契約した場合、契約書を受け取った日から8日以内なら、クーリング・オフで無条件に解約できます。
書面(はがき等)か電子メールなどで通知します。
横浜市のどの区でも対応していますか?
横浜市内は協力の塗装職人が施工します。場所によって日程が合わないこともあるので、まずは概算か写真でご相談ください。
