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外壁塗装の助成金は、川口市なら工事費の5%・上限10万円|さいたま市・川崎市・横浜市・神奈川県・埼玉県の確認結果

つなぎ目を打ち替えて塗装した戸建て(埼玉県川口市戸塚)

「外壁塗装は助成金で安くなる、と広告で見た。うちの市でも出るの?」

「業者さんが申請してくれるのか、自分でやるのかもわからない」

先に結論をお伝えします。

埼玉県・神奈川県の6つの自治体の公式ページを、2026年9月29日に確認しました。

ふつうの外壁の塗り替えに使える補助金があったのは、川口市だけでした。

川口市の住宅リフォーム補助金は、税込20万円以上の工事で工事費の5%、上限10万円。

さいたま市・川崎市・横浜市には、外壁塗装向けの制度がありません。

神奈川県と埼玉県の補助金も、窓の断熱や太陽光などが対象で、塗り替えには使えません。

30坪の家の塗り替え(税込約108万〜137万円)に川口市の補助を使うと、戻ってくるのは約5.4万〜6.8万円です。

ありがたい金額ですが、「助成金で最大◯十万円」という広告ほどではありません。

そして、どの制度も申請の順番を間違えると1円も出ません。

川口市の住宅リフォーム補助金

補助の割合5%
上限10万円
30坪・外壁のみなら5.4〜6.8万円

※税込20万円以上の工事が対象。30坪はシリコン塗料・2階建ての目安で計算しています。

この記事では、自治体ごとの確認結果と、川口市の補助金の条件・申請の順番をお話しします。

実際の工事費に当てはめた金額や、制度がない市で費用を抑える方法もまとめました。

知恵袋で「国から最大80万円、市から20万円」と見たのですが…。

外壁の塗り替えだけで、そこまで出る制度は、今回確かめた範囲にはありませんでした。まずは、お住まいの市のページを一緒に確かめましょう。

この記事でわかること

  • 川口市・さいたま市・川崎市・横浜市・神奈川県・埼玉県の確認結果(公式ページのリンクつき)
  • 川口市の住宅リフォーム補助金の条件と、申請の順番
  • 30坪の塗り替えで、補助がいくらになるか
  • 県や市の「省エネ補助」が塗り替えに使えない理由
  • 「助成金が使える」とすすめる業者への注意
  • 補助がなくても費用を抑える方法

外壁塗装に助成金は出る? 6つの自治体の確認結果

各自治体の公式ページで、2026年9月29日に内容を確かめた結果です。市名・県名のリンクから、元のページを開けます。

自治体と結果公式ページに書かれていること
川口市
あり
住宅リフォーム補助金。外壁塗装・屋根塗装は対象工事。税込20万円以上の工事で工事費の5%、上限10万円(2026年7月21日更新)
さいたま市
なし
案内されている住宅の助成は、耐震改修・アスベスト除去、バリアフリー化、省エネ・断熱住宅の3つ。外壁塗装だけを対象にした制度の案内はない(2025年8月18日更新)
川崎市
なし
「リフォームを目的として実施している外壁塗装工事や屋根の補修工事等に対する助成制度(補助金等)はございません」(2025年6月5日更新)
横浜市
なし
「外壁塗装(遮熱、断熱タイプ含む)及び屋根の補修・葺き替えに対する補助制度はございません」(2024年4月18日更新)
神奈川県
塗装は対象外
既存住宅省エネ改修事業費補助金。窓の改修が必須で、国の補助事業に登録された断熱製品が対象(2026年8月28日更新)
埼玉県
塗装は対象外
家庭における省エネ・再エネ活用設備導入補助金。太陽光発電・太陽熱利用・蓄電池・エネファームが対象(2026年8月5日更新)

※要点だけを抜き出しています。制度は年度ごとに変わるので、申請の前に必ず各自治体へ確かめてください。

表からわかる3つのこと

  • 外壁塗装の補助は「市町村しだい」。県からは、ふつうの塗り替えに使える補助は出ていません
  • 大きな市ほど、塗装向けの制度がないことがある。川崎市・横浜市は、公式ページで「ない」と明記しています
  • 「遮熱・断熱塗料なら出る」とは限らない。横浜市は遮熱・断熱タイプの塗装も対象外と書いています

神奈川県の大和市・相模原市などほかの市は、この記事では確かめていません。

お住まいの市の名前と「住宅リフォーム 補助」で市のページを探すか、ご相談の際にお知らせください。確かめてからお伝えします。

お住まいの市で補助が使えるかを確かめて、補助を使った場合の金額と一緒に概算をお伝えします。

補助金と概算を相談する
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埼玉はモリタ建装(川口市・塗装60年)が施工します。2営業日以内にご連絡します。

川口市の住宅リフォーム補助金|条件と申請の順番

塗り替えに使える制度があった川口市の補助金を、市のページ(2026年7月21日更新)の内容でまとめます。

項目内容
対象の家川口市内の、個人が持つ一戸建て、または集合住宅の自分の部屋(専有部分)。事業用・賃貸用は対象外
住んでいる人令和8年1月1日の時点で、工事する家に住民票があり、住み続けていること。市税の滞納がないこと
建てた時期昭和56年6月1日以降に建築確認を受けた家。それより前の家は、耐震基準に合っていることが確認できれば対象
一度きり過去にこの補助を受けたことがない家
対象の工事外壁塗装・屋根塗装などのリフォーム。川口市内の業者(または市内に住む個人事業主)が施工すること
補助の額税込20万円以上の工事で、工事費の5%(上限10万円、千円未満切り捨て)
受付令和8年8月6日〜令和9年1月29日。予算がなくなり次第終了の先着順。窓口のみ(郵送不可)
問い合わせ川口市 住宅政策課(第一本庁舎3階)

申請は「契約したあと、工事の前」

いちばん大事なのが順番です。川口市は、令和8年4月1日以降に契約し、交付決定を受けてから工事を始めることを条件にしています。

申請は「契約締結後、かつ、施工前」です。

川口市の補助金を使う順番

  1. 契約市内の業者と
  2. 交付申請市の窓口へ着工前
  3. 交付決定届いてから工事
  4. 完了報告補助はあとから

交付申請で出すのは、交付申請書・チェックシート・見積書・契約書・工事前の写真です。

完了報告では、完了報告書・工事証明書・領収書・工事前と後の写真を出します。

つまり、工事が始まってから助成金を知っても、さかのぼってはもらえません。

塗り替えを考え始めたら、見積りを取る段階で「補助金を使いたい」と業者に伝えてください。

交付決定の前に、工事を始めた?

はい補助は受けられない。さかのぼってはもらえない
いいえほかの条件を満たせば、補助の対象になる

申請書類はモリタ建装が手伝います

リハコの埼玉の施工を担当するモリタ建装は、川口市東内野にある1964年設立の塗装会社です。

同社は、川口市の住宅リフォーム補助金の適合業者です。

申請書類の作成、工事前・工事後の写真の撮影、市役所への提出までを手伝っています(同社公式サイトに記載)。

写真は工程ごとに撮っているので、完了報告に必要な「工事前と後の写真」もそろえられます。

緑とクリームに塗り替えた川口市戸塚の戸建て
川口市戸塚の戸建ての塗り替え(施工:モリタ建装)。川口市の補助金は、市内の業者が施工することが条件です

予算がなくなると締め切られます

川口市の補助金は先着順で、予算に達した時点で受付が終わります。モリタ建装の案内では、例年2か月ほどで終わる見込みです。使いたい場合は、受付が始まったら早めに動いてください。

助成金で、いくら安くなる? 30坪で計算

結局、補助金を使うといくら安くなるんですか。

30坪のシリコン塗装なら、5万〜7万円ほどです。上限の10万円になるのは、工事費が200万円を超えるときです。

リハコの料金の目安(税込)に、川口市の「工事費の5%・上限10万円」を当てはめてみます。

工事工事費の目安(税込)川口市の補助(5%)実際の負担
30坪・シリコン・外壁のみ約108万〜137万円約5.4万〜6.8万円約103万〜130万円
30坪・シリコン・外壁+屋根約137万〜170万円約6.8万〜8.5万円約130万〜162万円
工事費200万円以上200万円〜10万円(上限)工事費−10万円

※条件をすべて満たし、予算内で交付された場合の計算例です。実際の補助額は市の審査で決まります。

料金の目安は2階建て・サイディングの場合で、内訳は「外壁塗装の見積書の見方」で説明しています。

補助は後払いなので、工事代金はいったん全額を用意する必要があります。

また、補助を受けるために業者を選び直したり、急いで契約したりすることもあるでしょう。

そうすると、5万円の補助より大きな差が見積りで出ることもあります。

補助金は「使えたらうれしいおまけ」と考え、見積りの中身で業者を選んでください。

補助がなくても、足場・塗装・つなぎ目・付帯部に分けた見積りで、削れるところが見えてきます。

内訳つきの概算を見る
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さいたま市・川崎市・横浜市、神奈川県・埼玉県の制度

外壁塗装向けの制度がなかった自治体にも、住まいの工事に使える補助はあります。ただし、塗り替えとは別の工事が対象です。

さいたま市

市の案内では、住宅の助成は次の3つです(さいたま市の案内)。

  • 耐震改修・アスベスト除去など
  • 高齢者・障害者のバリアフリー化
  • 省エネ・断熱住宅

省エネ・断熱住宅普及促進補助金は、窓や断熱材の断熱改修などが対象です。

令和8年度は、断熱改修の受付が2026年6月26日に終わっています(市のページ)。

塗り替えの際に窓の断熱も考えているなら、来年度の受付時期を早めに確かめてください。

川崎市・横浜市

どちらも、リフォームとしての外壁塗装・屋根の補修に対する補助はないと公式ページに書いています。

耐震改修など、目的が決まった工事の補助は別にあります。

神奈川県

県の既存住宅省エネ改修事業費補助金は、窓(玄関ドアを含む)の改修が必須で、壁・天井・床の断熱工事は選んで加えられる形です。

補助は対象経費の3分の1か15万円の低い方。

令和8年度は9月7日〜9月30日の電子申請、25件程度の先着順で、施工業者などによる代行申請はできません(県のページ)。

外壁の塗り替えだけでは対象になりません。

埼玉県

県の家庭における省エネ・再エネ活用設備導入補助金は、太陽光発電・太陽熱利用・蓄電池・エネファームが対象です。

外壁塗装は対象外です(県のページ)。太陽光発電と太陽熱利用は、令和8年度は5月27日に予算に達して受付を終えています。

外壁と屋根を塗り替えたさいたま市西区の戸建て
さいたま市西区西遊馬の戸建ての塗り替え(施工:モリタ建装)。さいたま市には塗り替えだけを対象にした補助はありません

「助成金が使えるから」とすすめる業者に注意

インターネットの広告には「外壁塗装の助成金 最大◯十万円」「助成金を使わないと大損」といった言葉が並びます。

知恵袋にも、こんな相談が寄せられています。

  • 「国の助成金が最大80万円、市町村の補助金が最大20万円と聞いたのですが両方申請すれば…最大で100万円貰えるのでしょうか?」
  • 「市では助成金が出るらしいのですが、これは本人が事前申請しないともらえないものですか。やってくれる業者が申請してくれるものなのでしょうか」

今回確かめた範囲では、外壁を塗り替えるだけで数十万円が出る制度はありませんでした。

国や県の大きな補助は、窓の断熱や太陽光など決まった工事が対象です。

「最大◯十万円」は、そうした別の工事と組み合わせた場合の数字であることが多いです。

塗り替えだけでいくら出るのかを、必ず確かめてください。

申請を誰がするかは、制度によって違います。

川口市は業者が書類づくりを手伝えますが、神奈川県の省エネ補助のように、施工業者の代行申請を認めていない制度もあります。

「助成金の締め切りが近いので今日契約を」と言われたら

補助金を理由に契約を急がせる話は、その場で決めずに、市のページか市の担当課に自分で確かめてください。訪問販売で契約した場合は、契約書を受け取ってから8日以内ならクーリング・オフもできます(詳しくは「外壁塗装の訪問販売と優良業者の見分け方」)。

川口市の方は、申請書類と写真までモリタ建装がお手伝いします。受付は先着順です。

川口市の補助で見積りを頼む
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助成金がなくても、塗り替えの費用を抑える方法

補助がない市でも、工事の組み立て方で費用は変わります。どれも、見積りの段階で決められることです。

  • 屋根も塗るなら、外壁と同時に:足場は30坪で約23万円かかります。別々に塗ると足場を2回組むことになるので、屋根も数年以内に塗る予定なら一緒に。詳しくは「屋根塗装の費用と、外壁と一緒にやるべきか」で説明しています
  • 塗料は「あと何年住むか」で選ぶ:長く住むなら、もちの長い塗料で塗り替えの回数を減らす。数年で住み替えるなら標準のシリコンで十分なこともあります(「外壁塗料の種類と耐用年数」)
  • 傷みが小さいうちに塗る:つなぎ目の割れやはがれを放っておくと、下地の補修が増えて工事費が上がります(「外壁塗装の時期と劣化のサイン」)
  • 見積りを項目ごとに比べる:「一式」の見積りではなく、足場・塗装・つなぎ目・付帯部に分けて比べると、高い項目がすぐわかります
項目中身30坪の目安(税込)
足場家のまわりに組む足場と、塗料の飛び散りを防ぐシート約23万円
外壁の塗装高圧洗浄と、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗り(外壁約130㎡)約66万円
つなぎ目サイディングのつなぎ目(シーリング)の打ち替え約15万円
付帯部雨どい・破風・軒天など、外壁以外の塗装約16万円
合計シリコン塗料・2階建て・外壁のみ約108万〜137万円

※30坪・2階建て・シリコン塗料の目安(税込)です。屋根も塗る場合は約30万円が加わります。

ご相談の窓口

ご相談の窓口は、株式会社リハコ(外壁塗装のご相談窓口)です。埼玉はモリタ建装(川口市)が自社の職人で、神奈川は協力の塗装職人が施工します。川口市の方は、補助金を使う前提でのお見積りもできます。

補助金は、契約の後・工事の前が勝負です。
使える制度の確認と、内訳つきの概算を一緒にお出しします。

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よくある質問

外壁塗装に国の助成金はありますか?

外壁を塗り替えるだけで使える国の補助は、今回確かめた範囲では見当たりませんでした。

国や県の住宅の補助は、窓の断熱や断熱材、太陽光発電など、決まった製品や工事が対象のものが中心です。

川口市の外壁塗装の補助金はいくらですか?

税込20万円以上の工事で、工事費の5%、上限10万円です(令和8年度)。

30坪のシリコン塗装(税込約108万〜137万円)なら、約5.4万〜6.8万円が目安です。

さいたま市で外壁塗装の助成金は使えますか?

さいたま市の住宅の助成は、耐震改修・バリアフリー化・省エネ断熱などが対象です。

外壁の塗り替えだけを対象にした制度の案内はありません(2026年9月29日確認)。

助成金の申請は業者がしてくれますか?

制度によって違います。川口市には、モリタ建装のように書類づくりから提出まで手伝う業者があります。

神奈川県の省エネ補助は、業者の代行申請を認めていません。

どの制度でも、申請の前に工事を始めると対象外になる点に注意してください。

工事が終わってから助成金を申請できますか?

川口市は「契約したあと、工事の前」に申請し、交付決定のあとに工事を始めることが条件です。

工事を始めてからでは申請できません。見積りの段階で業者に伝えてください。

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